~完璧なことを完ぺきにこなすこと~ Winstonロッドビルディング哲学
Winstonが目指すのは、ただ究極であること
Winstonロッドの製造に携わる職人たちは皆、彼らの作るロッドに並々ならぬ「プライド」を持っています。
ロッドの性能やデザインについての「プライド」、ロッドの美学についての「プライド」、Winstonが継承し
続ける伝統についての「プライド」。Winstonロッドには彼らの「プライド」が詰まっています。
Winstonオーナーは異質ではない。
Winstonオーナーはフライフィッシングに深い関心があり、クオリティを正確に評価します。
Winstonはこれらのアングラーの想像をはるかに上回るロッドを作ることを常に目指しています。
美しいキャスト、魅惑的な釣り、そして細部までこだわるクラフトマンシップ。
それがWinstonロッドなのです。
Winstonロッドは単なるフライロッドにあらず
「妥協をしない」ということ。
近年の革新的なロッドにおいてWinstonが与えた影響は大きいでしょう。
たとえば、Winston LT5のマルチフェルールデザイン、ジョアンウルフ・フェイバリットの
女性アングラーのニーズに合わせた特別仕様。
1998年にはボロン/グラファイトのコンポジット素材を導入したBL5をリリース。
2004年にはさらに性能を高めた第2世代のボロン/グラファイトコンポジットロッド
Boron2シリーズをリリースし、ファストアクションロッドを大きく進化させました。
フライロッドを評価する真のバロメーターは何か。
「いかに果てしなく遠くへロングキャストができるか」ではなく、
「いかに意図した距離の、意図したポイントに、意図したキャストができるか」であると我々は考えています。
そして、最も大切なことは「魚を釣るためのロッドであること」。
我々が作るロッドはどれもこの信念を表しているはずです。
たとえば、現在のWinstonの中核をなすロッドであるBoron2xは、
100フィートのロングキャストが容易に行うことができる抜群のパワーを持っているだけでなく、
トラウトフィッシングにおいて最も多用する近~中距離へのソフトなプレゼンテーションを可能にする
繊細さを持ち合わせたただ一つのロッドです。
ロングキャストできるパワーを持ち合わせることはもちろん重要なことですが、
それだけでは心地よいフライフィッシングができるはずもありません。
「パワーと繊細さの両立」、それはWinstonが1929年の創業当時から追求し続けていることです。
バンブーからグラスへ、グラスからグラファイトへ、たとえ素材や時代が移り変わろうとも
Winstonが目指す「魚を釣るための究極のロッドづくり」の信念は変わることがありません。
もしかしたらもっと簡単にフライロッドを作る方法はあるかもしれません。
しかし、それはWinstonのやるべき方法ではないと考えています。
我々はただ究極のロッドを作ることだけに目を向けたいのです。